自主練:センターレッスンではあえて四肢の力を抜き、お腹を引っ込める
今日は台風でレッスンが休講になったので自主練をしました。
レッスンでは精一杯力を出し切ってセンターレッスンをしていたのですが、今日は振り付けを思い出すための自主練と割り切っていたので、普段のパワーを100としたら60くらいの力で動きの確認です。
また、いつもは精一杯の力を込めるのですが、そうすると筋肉の発達した四肢にものすごく力が入ってしまい、肝心のお腹が出てしまうことが多々ありました。
振り付けに必死についていこうとすると、使い慣れていないお腹への意識がおろそかになりがちというのもあります。
そこで今回は、普段がお腹20:四肢80くらいのパワーバランスで踊っているところを、お腹50:四肢10くらいの意識、さらに筋肉の使い方としてはお腹60:四肢0くらいの感じで動いてみました。
お腹の使い方としては、ガチガチに固めるというよりは、前に出がちなお腹をみぞおち辺りから引っ込める、特に意識しないと神経が働きにくい左側の下腹を引っ込めるという感じでやりました。
そしたらびっくり!!回転技が軽い!
勢いをつけてパワーで回っていた時よりずっと軽やかに安定し、軸がまっすぐになるのです。
こんなに軽い力でもこんなに簡単に回れるんだなとびっくりしました。私は特にピルエット・アン・ドゥダンが苦手だったのですが、手足にブンブン振り回されないので、スーッとまっすぐ上にスクリューが回るような感じになりました。
あと、今回気が付いたのは、普段の私は無意識にお尻の筋肉を変な形でガチガチに固めていたんだなということ。
なんというか、お腹が前に出た反動で、お尻がク◯ヨンしんちゃんのように後ろにプリッと突き出すような感じで、お尻の穴もそっちに向けて広げるような変な筋肉の使い方になっていました。
これをお尻の穴を閉じて地面に向けるようにし、お尻の力を抜くようにするだけで、体がすっと上に伸びた感じになりました。
もちろん最終的な完成形としてはある程度ピンと張り詰めた筋肉の使い方をすべきなのだとは思いますが、他のスポーツでガンガンパワー系の動きをしていた私の場合は、あえて四肢の力を抜くのも大事なのかもしれません。
レッスンになると、アドレナリンが出るのか、一気にパワー全開全力で!となりがちなのですが、少しずつ軽やかさを出していけるようにしたいです。
特に行き詰まった時はあえてリラックスさせてみるのも大事なのかもなと思った1日でした。