シャンジュマンのプリエは浅く?深く?
今週はシャンジュマンをすることが多い週でした。
暇な時にいけるレッスンに出る、というスタンスでやっているので、たくさんの先生に教えていただいています。
そうすると先生によっては、相反する指導になったりもします。
今週はシャンジュマンのプリエをどれくらい深く踏み込むかで、真逆の指導を受けました。
今はコンテンポラリーを専門にされている先生は、きちんと5番で深くプリエする事で、うちふとももの筋肉を鍛え、そこを使ってジャンプできるようにしましょう、という指導でした。
対して、元プロバレエダンサーの先生は、プリエが深いと鈍重に見える、地面から跳ね返るように、浅いプリエですぐにジャンプしましょう、との事でした。
どちらもなるほどなあと思いました。
うちふとももが使えてない時にガンガン飛ぼうとすると、ターンアウトが甘くなって、昔やっていたバスケのジャンプになってしまいます。今の私は、高さと滞空時間だけでいうなら、こちらの方が圧倒的ですし、深いプリエを意識しないとすぐに、若い頃に慣れた跳び方になります。
でもこのままだといつまでたってもバレエの足にはなりません。
なまじ前ふとももも裏ふともももがっしり筋肉がついていると、筋肉頼りのジャンプになってしまうのですよね。
だから前者の先生の指摘もなるほどなと思います。
でも、うちふとももがちゃんと使えるようになって、最終的に目指すべき完成形は、軽やかに弾む後者の先生の跳び方なんだろうなあと。
レッスン内容も前者の先生は特に初心者向けで、後者の先生はもう少しだけ踏み込んだ内容になっているので、同じシャンジュマンでも指導内容が変わるのだと思いました。
指導の意図をちゃんと理解するのって大事だなと思った一件でした。