アントルラッセで受けた注意

今回習ったアントルラッセは、2番方向にエファセで立ち、そこから左足を軸にアラベスク、後方にシャッセをしながら6番方向に向きジャンプし、2番方向を向いて着地するもの。

ジャンプのところを細かくみていくと、

1 まず右足で一歩前に踏み込み、後方にあった後ろ足を5番を通過させ6番方向に大きく投げ出し(=グランジュッテ)、グランジュッテと同じタイミングで踏み込んだ力を利用して右足で上にジャンプし、一気に体の向きを2番方向に右回転、投げ出す足を左足から右足に交代し、ジャンプした右足をそのまま6番方向、つまり体の後方に大きく投げ出し(グランジュッテ)、交代した左足で着地(ドゥミ・プリエ)、最後は2番方向に向いた左軸のアラベスクにするというものです。

腕は、ハの字で準備し(この姿勢をなんと呼ぶのでしょう?)、左足のグランジュッテに合わせてアン・オーにし、左足の着地に合わせてア・ラ・スゴンドに開いていました。

 

これを左右をチェンジしてやったのですが、私はどっちの足を投げ出した時にどっちに向くのかがわからなくなったり、足のチェンジを忘れてフェッテ?になったり。

元々はサウスポー/レフティなのですが、そのため軸をとるのは右の方が得意で、なおかつ、スポーツをやめてからは右を使う生活が長かった(箸と鉛筆は右に強制されたため)のと合間って、左軸の感覚が鈍いのと、左右の感覚がわからなくなりがちなのが原因だと思います。

ただでさえレッスンでは右軸の動きが多いので、自主練では左軸の動きを多めにやろうと思います。

 

なお、このレッスンで私がずっと注意されたのが、回転が遅いのと、間に合わないか不安ですぐに交代足を投げ出すのとで、投げ出す交代足が後方へのグランジュッテにならず、横から回し蹴りしているように見えるとのことでした。

難しい…。

家で自主練したところ、最初の足のグランジュッテを少し低めにすると良い感じでした。プロは最初の足を思いっきり放っているように見えるのですが、まずは控えめなところから、きちんとした型を身につけ、そこから少しずつパワー全開モードに変えていこうと思います。

バレエのように「美しくコントロールする」のが大事な種目は、アクセル全開で臨むより、ちょっとパワーを抑えめにした方が綺麗に見えるなと最近ようやく学びつつあります。

 

あと私は思いっきり最初の踏み込み足を前方に踏み込みジャンプするときも前方方向へ前夫し、さらには次の足を力一杯グランジュッテすることで体がさらに前方に引っ張られ、結果として最初の体の向きの方向に思いっきり前進していましたが、アントルラッセは移動は伴いません!って注意されてしまいました。

移動するのではなく、あくまでその場で、ふわっと無重力になったように上に翔んで!だそうです。

 

 

 さらに最後にアラベスクになってあげている方の足が曲がっているという注意も受けました。うちふとももからつま先までのラインをきっちり意識していると曲がりにくいのだそうです。